・優れた耐食性を有する、硬さ30HRC前後のプリハードン鋼です。(焼なまし材に比べて、切削加工表面のむしれが少なく、みがき作業などの後工程の合理化に寄与いたします。)
・介在物を少なくするために、特殊溶解(ESR)を施しています。
・焼入焼戻しを施した状態で、非常に優れた鏡面性が得られます。(鏡面性を必要とする金型については、焼入焼戻しを施し、50~55HRC程度に硬化することをお勧めいたします。)
・非金属介在物が少なく、均質な組織を持つため、シボ加工性が良好です。(ステンレス系鋼種のシボ加工は、加工業者とご相談ください。)
共通仕様
材質 | ステンレス鋼 JIS SUS420J2相当 |
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硬さ | 納入時:27~35HRC プリハードン 焼入焼戻し後:50~55HRC |
厚さTの均一度 | 100mmにつき0.012 |
基準面の直角度 | 100mmにつき0.015 |