給油式 0.4MPa以下の減圧蒸気をご使用の客様へ
・蒸気の膨張エネルギーを使ってコンプレッサを駆動することで、
既設の電動エアコンプレッサで使用する電力削減が期待できます。
・さらに、圧縮熱を回収する構造によりボイラ給水予熱などに利用して、
システムエネルギー効率を向上することが可能です。
・蒸気のエネルギーからエアを作るので、駆動電力が不要です。
減圧する蒸気を取り込み、その蒸気膨張エネルギーでエアコンプレッサを回し、
圧縮空気を生成します。
これにより、電気代の削減、電力負荷のピークカットに大きく貢献します。
排蒸気は減圧後の工場プロセスで、これまで通り使用が可能となります。
・圧縮空気を回収して利用するから、システムエネルギー効率がUPします。
空気圧縮時に発生する圧縮熱をミウラ独自の圧縮熱回収ユニットで効率よく回収し、
ボイラ給水予熱などに利用が可能ですので、
蒸気ボイラシステムとの連携で大きなランニングコスト削減、
CO2削減が実現します。
・部分負荷に強く、急な負荷変動に対応します。
蒸気容量制御弁により、圧縮空気の使用負荷が小さい場合、
通過させる蒸気量を自動的に調整します。
共通仕様
| 型式 | SD-1310CO |
|---|---|
| 圧縮機軸動力(kW) | 75 |
| 定格吐出空気量(m3/min) | 12.4～13.1 |
| 容量制御範囲(％) | 105～10 |
| 吐出空気圧力(MPa) | 0.7～0.6 |
| 入口蒸気圧力(MPa) | 最大0.98/0.85～0.45 |
| 定格蒸気量(t/h) | 3.4（入口蒸気圧力0.85MPa時、出口蒸気圧力0.4MP時） |
| 出口蒸気圧力(MPa) | 0.4～0 |
| 必要蒸気差圧(MPa) | 0.65～0.45 |
| 熱出力(kW) | 87（出口蒸気圧力0MPa時） |
| 定格水量(L/min) | 25（出入口温度差50℃時） |
| 制御・補機電源 | AC200/220V・50/60Hz・0.4kW |
| 外形寸法(mm) | 2720×1200×1500 |
| 概略質量(kg) | 1800 |
