・負荷を支えるボールの転動面には、半円径のR溝が設けられ、熱処理後、高精度に研削加工され、さらにラッピング仕上げが施されていますので大きな負荷容量があり、円滑で安定した始動を行うことができます。
・摩擦抵抗が極めて小さいので、動力の節約ができ、また、正確な位置決めができます。
・注油など潤滑保守の省力化ができ、そのうえ焼付けなどの故障が極力防止することができます。
・ボール溝数は3条溝、6条溝(軸径30mm以上)の2種類が用意されていますので、負荷荷重の大きさに応じてご利用いただけます。
・循環型には、NSB独自のエンドキャップ方式により、鋼球は無理のないスムーズな転がり運動を行うことができます。
・プリロードを付与することが可能なため、バックラッシュを除去することができ、しかも、ねじりモーメントに対する剛性を増大させることができます。
R・FR
・ラジアル荷重の負荷容量が大きいうえ、高トルク伝達に適し、しかもモーメント荷重にも強い、ボールスプラインの代表的な軸受です。
MR・MFR
・スリーブ全長が短いため、取付けるスペースが少なくてすむ、短縮型の軸受です。プリロードを付与する場合や重量を軽減する場合などに最適です。
※型式の□には、スリーブ数及び、スプライン軸の全長(mm)が入ります。
共通仕様
スプライン軸 | 材質:SUJ2 熱処理:誘導加熱焼入れ 硬さ:HRC58以上 |
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スリーブ本体 | 材質:SUJ2 熱処理:焼入れ 硬さ:HRC58以上 |
鋼球 | 材質:SUJ2 熱処理:焼入れ 硬さ:HRC60以上 |
エンドキャップ | 材質:S50C相当 表面処理:リン酸塩皮膜 |