不二越 ベアリング 製品一覧
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不二越
フラッシュグラウンド ボールねじサポート用軸受 TAB系
・ボールねじサポート用軸受は、高精度、高速化する各種精密工作機械、精密測定装置、ロボットなど精密送りのアクチュエータに組付けられるボールねじをサポートする軸受です。
・保持器を樹脂製とし、従来のアンギュラ玉軸受より玉数を多くすることにより、剛性を高くしています。
・DF、DB、DTや、3個以上の組合せなど、いずれにも使えるユニバーサルタイプのフラッシュグラウンド軸受(Uタイプ)です。
・規定予圧を加えたとき、内外輪の両側側面が平面になるように加工されています。
・接触角は60°としてあり、ラジアル荷重とアキシアル荷重を同時にしかも適切に受けることができます。そのため、軸受部がシンプルでコンパクトになります。
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スラスト自動調心ころ軸受
・ハウジング軌道盤の軌道は軸線上に中心をもつ球面になっており、調心性を持たせています。
・接触角αは約45°でアキシアル荷重とある程度のラジアル荷重を受けることができます。
・負荷能力が大きく、調心性があるので一般的に射出成形機、クレーンのフックなどの大形機械に使用されています。
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フラッシュグラウンド アンギュラ玉軸受(2個組合せ)
フラッシュグラウンドについて
・フラッシュグラウンドアンギュラ玉軸受は、正面側差幅(Af)と背面側差幅(Ab)が同じとなるようにあらかじめ調整されており、どの組合せ方式においても所定の予圧が得られるようになっています。
・フラッシュグラウンドアンギュラ玉軸受は、単品(組合せ記号: U)での納入または、2個組合せ(組合せ記号: DU)での納入となります。2個組合せでの納入の場合、内径・外径の相互差は抑えられています。
アンギュラ玉軸受について
・ボールと内輪、外輪の軌道がラジアル方向に対して、ある角度(接触角)をもって接触するようになっていますので、キシアル荷重とラジアル荷重との合成荷重を受けるのに適しています。
・接触角をもっているために、ラジアル荷重が作用するとアキシアル分力が生じますので、軸の両側に対向させたり、組合せとして使用するのが一般的です。
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単列深溝玉軸受
・転がり軸受の中でも最も多く使用される軸受です。
・軌道溝は、転動する玉の半径より、わずかに大きい半径の円弧になっており、玉と軌道は点で接触します。
・深溝玉軸受は、ラジアル荷重、アキシアル荷重およびこれらの合成荷重を受けることができます。
・構造が簡単なため、容易に精度の高いものが得られ、高速回転にも適しています。
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自動調心ころ軸受
・外輪の軌道は軸受中心と一致する点を中心とした球面に設計され、ころはたる形で、保持器とともに内輪に取付けられています。
・軌道ところが線接触をするように設計してあるのできわめて大きなラジアル負荷能力をもちます。
・この軸受はラジアル負荷能力が大きく、重荷重や衝撃荷重にも耐えられ、しかもある程度の両方向アキシアル荷重も受けられるうえ調心性のあるところから、軸たわみや取付誤差がさけられない大形の機械設備に適しています。
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円すいころ軸受
・内輪、外輪の軌道ところはそれぞれの円すいの頂点が軸線上の1点に集まるように設計されています。ころは内輪の大つばに案内されて転がります。
・単列円すいころ軸受は、ラジアル荷重とアキシアル荷重の合成荷重を受けることができますが、純ラジアル荷重あるいは両方向のアキシアル荷重を受ける場合には、軸の両側と対向して使用しなければなりません。
・外輪ところ付き内輪に分離できるので取付けが容易で、内部すきまを容易に調整することができ、予圧をかけて使用することもできます。
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自動調心玉軸受
・外輪の軌道を球面にして、内輪と玉の組合せ(玉付き内輪)が外輪に対して自由に傾くことができる構造になっています。このため、ある程度の取付け誤差(軸心の不一致)や軸のたわみがあっても、軸受中心と軸心が自動的に調整されます。
・ハウジングの工作、取付け精度の出しにくい長い軸、構造が簡単な伝動装置の軸受として適しています。
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複列アンギュラ玉軸受
・単列アンギュラ玉軸受を背面組合せにしたもので内輪、外輪がそれぞれ一体になっています。
・一列に入っている玉の数は単列アンギュラ玉軸受より少ないので組合せアンギュラ玉軸受より負荷能力が小さいが、1個の軸受で両方向のアキシアル荷重、ラジアル荷重および、モーメント荷重を同時に受けることができます。
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円筒ころ軸受
・ころ軸受のうちでも最も単純な構造の軸受で、内輪、外輪ところが線接触しているため、ラジアル負荷能力が大きく、高速回転にも適しています。
・N形、NU形が基本形で、つばの有無によってNF形、NJ形があります。
・N・NU形はアキシャル荷重を受けられませんが、温度変化による軸の伸縮や、取付誤差による軸とハウジングの軸方向位置ずれなどによる無理な荷重の発生を避けることができます。
・NF・NJ形はアキシアル荷重も受けることができるが、ころの端面とつばとの面の間で、すべりりながら荷重を受けるので、大きなアキシアル荷重は受けられません。
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単列アンギュラ玉軸受
・玉と内輪、外輪の軌道がラジアル方向に対して、ある角度をもって接触するようになっています。
・軸受は非分離形ですが、外輪のカウンタボア側から玉を入れているので深溝玉軸受より玉数が多くなっています。
・アキシアル荷重は、一方向に限られますが、アキシアル荷重とラジアル荷重との合成荷重を受けるのに適しています。
・この軸受は接触角をもっているので、ラジアル荷重が作用するとアキシアル分力が生じるので軸の両側に対向させたり、組合せとして使用するのが一般的です。
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単式スラスト玉軸受
・軸に取付ける軌道輪を軸軌道盤、ハウジングに取付ける軌道輪をハウジング軌道盤と呼び、軸軌道盤とハウジング軌道盤には、玉が転がる円弧状の軌道溝があります。
・単式スラスト玉軸受は、一方向のアキシャル荷重だけを支持できます。
・スラスト玉軸受は、ラジアル荷重を受けることができず、潤滑剤が遠心力によって飛び出すので、高速回転に適しません。
・水平軸に使用する場合は、軸軌道盤とハウジング軌道盤の間のすきまによって、玉付き保持器が軌道溝から外れることがないよう注意しなければなりません。