ルーツブロワ BE-H型
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ルーツブロワ BE-H型
生産累積120万台。実績と信頼のアンレットルーツブロワ
【作動原理】
ルーツブロワは容積式のブロワであり、回転速度に比例した一定量の気体が送り出されます。
3葉ロータの場合は1回転当り2つのロータで6回の吸・排気が行われ、2葉式に比べて気体の脈動が少ないため、荷重変動が小さくなり、機械的強度が高く、騒音・振動の発生が少なくなります。
2本の平行な軸上に取り付けられた2個の3葉断面のロータが長円形のケーシング(作動室)内面、および相互のロータ間にわずかな隙間を保持しつつ、
互いに反対方向に等速度で回転することにより、ケーシングとロータで囲まれた一定量の容積の気体を吸込側から吐出側へ送り出します。
各々のロータはタイミングギヤによって位相が正しく保たれているため、接触することはありません。したがって高速化が可能で、内部潤滑が不要です。
しかも、構造が簡単で、取扱いも容易であり、性能も安定しているため種々の用途に幅広く利用されています。
【アンレットルーツブロワの特徴】
・3葉ルーツ式ロータおよびダブルヘリカルケーシングのため騒音、振動が非常に小さく、又、エンドレスケーシング方式で省エネルギー化を達成しました。
・無混油のため清浄な空気が得られ、オイルミストの飛散による汚染がありません。
・ロータとシャフトが一体型で、しかも磨耗がないため、いつまでもブロワ能力に変化がなく、長期連続運転が可能です。
・高速化が可能で、高効率です。又、非常にコンパクトです。
・構造が簡単で、グリス補給可能な特殊ベアリングを採用しており、耐給力が抜群です。
・ギヤオイル振り切り気候付きで、オイル漏れのトラブルがありません。
・機種が豊富で用途に応じて選定できます。
共通仕様
吐出口径(mm) | 50・65・80・100・125・150・200・250・300・350・400 |
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最高使用圧力(kPa) | 80 |