クロスリニアガイドにより、軽く滑らかにスライドし、加圧によりセンタ位置に復帰後ロックできる誤差吸収ユニット。
小型クロスリニアガイドにより高精度、高剛性を維持したまま軽く滑らかにX-Y平面のスライドを実現し、内蔵した鋼球によりセンタ位置での高い繰返し精度と確実なロックを可能にしたのがこの「ピコポジショナ」です。
センタ位置を中心にφ1mm又はφ2mmの範囲で誤差を吸収できます。またエア圧力によりズレた状態からセンタ位置に復帰、ロックさせることが出来ます。
薄型、軽量ですのでロボット先端での使用に最適です。
「ロックオフタイプ」「センタ保持タイプ」も新たに加わりました。
・センタ繰返し精度±0.05mm（標準タイプ）、取付平行度0.01mm
・高精度・高剛性リニアガイド使用
共通仕様
| 形式 | ・PXY8 ・PXY12 ・PXY20 |
|---|---|
| シリンダ内径 | ・PXY8：φ8mm ・PXY12：φ12mm ・PXY20：φ20mm |
| 配管接続口径 | ・PXY8：M3×0.5 ・PXY12,PXY20：M5×0.8 |
| 復帰方式 | エア復帰 |
| ロック形態 | センタ位置ロック |
| 使用流体 | 空気 |
| 最高使用圧力 | 0.7MPa |
| 最低使用圧力 | 0.1MPa |
| 耐圧 | 1.05MPa |
| 使用温度範囲 | 5～60℃ |
| 最高使用頻度 | 60c.p.m |
| 最大積載質量 | ・PXY8：0.5kg ・PXY12：1kg ・PXY20：3kg |
| 給油 | 不要 |
| ガイド機構 | クロスリニアガイド |
| 誤差吸収範囲 | ・PXY8：φ1＋1.2−0.3 φ2＋1.2−0.3 ・PXY12：φ1＋0.9−0.2 φ2＋0.9−0.2 ・PXY20：φ1＋0.9−0.2 φ2＋0.9−0.2 φ3＋0.9−0.2 |
| 静定格荷重 | ・PXY8：1930N ・PXY12：2310N ・PXY20：6010N |
| 静定格モーメント | ・PXY8：4.95N・m ・PXY12：7.62N・m ・PXY20：33.8N・m |
| 静定格トルク | ・PXY8：4.95N・m ・PXY12：7.62N・m ・PXY20：40.3N・m |
