・サーボモータより使いやすくステッピングモータより信頼性の高い、 2つのモータの長所を備えたクローズドループステッピングシステムです。独自の制御方式により、ステッピングモータでおこる脱調現象が発生しません。また、停止する際の微振動がゼロになることに加えショートストロークでの位置決め時間も大幅に短縮します。
■「脱調レス」と停止時の「微振動ゼロ」を実現
・位置検出センサにより、回転中はクローズドループ制御(サーボモータの制御)、停止中はオープンループ制御(ステッピングモータの制御)に自動的に切り換わります。
ステッピングモータのような「脱調現象」や、サーボモータのような「ハンチング現象」はおきず、装置の低振動化と信頼性向上に貢献します。
■「低速回転域」での「高トルク性」により位置決め時間を短縮
・通常のサーボモータよりも低速域での高トルク特性を持っており、システムサイズを小型化できます。
■最適な電流供給でモータ加熱の大幅カットと「低振動化」を実現
・負荷に応じて電流を最適に制御し、必要トルクに応じた必要最低限の電流をモータに供給するため、常時最大電流で駆動するステッピングシステムと比較し、モータ温度の上昇を大幅に削減しました。
■簡単操作と安心の保護機能
・エンコーダで常にロータ位置を確認。
電圧や負荷、温度などで異常があった際には各種アラームを出すことが可能で、サーボモータのような安心感があります。
■高速フィールドバスEtherCAT インタフェース搭載
・EtherCAT。応答性能が高いため、システムの制御性が向上することでサイクルタイムを大幅に短縮できます。
共通仕様
制御方式 | PWM制御・SIN駆動方式 |
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電源 | AC電源入力タイプ PB4A002P300:単相 AC100V~115V(-15%/+10%) 50/60Hz PB4A002P301:単相/3相 AC200V~230V(15%/+10%)50/60Hz |
エンコーダ分解能 | 4000×4遍倍=16000P/R |
インターフェース | パルス列入力 |
入力信号 | パルス入力,STOP,ALMCLR 汎用入力× 2(偏差CLR,HOME,Push,Brake制御,カウンタリセット) |
出力信号 | エンコーダ信号(A/B/C) ALM,In-Positio 汎用出力×2点(HOME END,Push END,ZONE,入力モニタ) |
通信仕様 | RS-485 調歩同期式半二重 通信速度:115200bps |
ブレーキ仕様 | 動作方式:無励磁作動 電源電圧:DC24V±5 摩擦トルク:0.3N・m(□42)、0.78N・m(□60) レーキ動作時間:20ms ブレーキ開放時間:30ms |