PIDに加え、装置の故障予兆検出に貢献する診断パラメータが算出可能なデジタル指示調節計です。
・グラフィカル調節計 形 C7Gは、PIDに加え、装置の故障予兆検出に貢献する診断パラメータが算出可能なデジタル指示調節計です。
・3.5インチQVGA液晶とタッチパネルを搭載した表示部と入力サンプリング周期10ms、指示精度±0.1%FS、最大4ループ制御が可能な本体部で構成されています。
・表示部と本体部を分離して配置することができ、取り付けの自由度、表示部の耐環境性が向上しています。
・イーサネット、シリアル通信(RS-485)、microSDカード、MicroUSBポート、DI/DO(7点)と豊富なI/Fを標準装備しています。
・スマートローダパッケージ対応で設定、操作、モニタが容易です。
共通仕様
アナログ入力部 | ・入力種類:熱電対、測温抵抗体、直流電流、直流電圧のフルマルチレレンジ ・サンプリング周期:10ms、50ms、100ms ・小数点位置:小数点以下0~4桁 表示部は桁数5桁の範囲内で小数点以下を表示する。ただし有効分解能はレンジによる。 |
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表示部 | ・画面仕様:3.5インチ QVGA液晶表示 |
制御・出力部 | 【アナログ電流出力】 ・出力種類:DC4~20mA/0~20mA ・出力点数:最大4ループ ・許容負荷抵抗:600Ω以下(最大電圧6.6V) ・出力分解能:1/16000 ・制御動作:ON/OFF制御、時間比例PID、電流比例PID ・PID組数:最大8組 ・PID組選択:SP組連動方式 ・PIDオートチューニング:リミットサイクル法によるPID自動設定 |
デジタル入力/デジタル出力 | ・入出力点数:最大7点(設定によりDI/DO切替)共通コモン 【デジタル入力】 ・接続可能出力形態:無電圧接点またはオープンコレクタ ・機能割付内容(DI):RUN/READY切替、AUTO/MANUAL切替、LSP/RSP切替、SP組選択、CDS停止/起動 【デジタル出力】 ・出力方式:オープンドレイン、シンク方式 ・機能割付内容(DO):PV上限、PV下限、PV上下限、偏差上限、偏差下限、偏差上下限、など |
通信(イーサネット) | ・プロトコル:ModbusTM/TCP |
通信(RS-485) | ・プロトコル:Modbus/RTU |
カレントトランス入力/ボルテージトランス入力 | ・入力点数:CT、VT各1点(電流出力1点につき) 【カレントトランス】 ・検出対象:電流値 ・入力レンジ:0.0~50.0A rms 50/60Hz 【ボルテージトランス】 ・検出対象:電圧値 ・入力レンジ:一次側定格AC200V 50/60Hz |
一般仕様 | ・定格電源電圧:AC電源モデル AC100~240V 50/60Hz ・消費電力:AC電源モデル 最大25VA 10W以下 ・前面保護構造(表示部):IP67 ・SDメモリ:microSD SDHC準拠(4GB付属) ・質量:約500g(本体)/約150g(表示部)/約150g(一体化取付金具) |