SMC FAQ: 逆流機能付レギュレータ:AR□K-Bシリーズ・AR□K-Dシリーズとは、どういうものか?
逆流機能付レギュレータは、レギュレータ内部にチェック弁付のバイパス流路を持っており、P1(一次側圧力)がP2(二次側圧力)よりも低くなると、チェック弁が開きダイヤフラム室内の圧力がP1側へ排出されます。 ・それにより、主弁を開く構造のため、二次側圧力を一次側へ急速に逆流させることができます。 ・AR20K-B~AR60K-Bシリーズ・AR20K-D~AR40K-Dシリーズが、逆流機能付レギュレータとなります。 ・たとえば、バルブとシリンダの間にレギュレータを設置したい場合は、逆流機能付レギュレータを選択してください。 ・シリンダの戻り側の圧縮エアを、レギュレータのOUT → INにスムーズに流します。 ・また、圧縮エアの供給を停止し、一次側エアを大気開放する場合に、レギュレータの二次側エアの残圧排気が確実にできます。 残圧抜き3ポート弁をレギュレータの一次側に設置した際には、逆流機能付レギュレータを選択します。 (参考:AR-Aシリーズは、設定圧力0.15MPa以上において、残圧処理の逆流機能があります)