椿本チエイン
一回転クラッチ SRシリーズ
・SRクラッチは簡単なレバー操作により、連続回転している外輪(駆動側)から内輪(負荷側)へ、1回転または整数回転を与えるクラッチです。
・内・外輪ががみ合う機構により、摩擦機構、ラチェット機構、ピン・キー機構などのクラッチでは成し得ない、信頼性の高い、正確なタイミング動作を可能にします。
・外輪(駆動側)の内面は真円筒ですから、レバーによりON・OFF指令を与えると瞬時に内外輪ががみ合い、または外れる、応答性抜群の機構です。
・外輪と内輪の間でローラがくさび状になってかみ合うため、スリップが全くありません。
・OFF(かみ外れ)位置が常に一定ですから、停止位置の誤差が累積しません。
・多数のローラでトルを受持ち、部品間に摩耗部が少なく、さらに高精度な仕上げにより長い寿命が期待できます。
・SRシリーズ(間接式):幅広い使用条件に適応できる機種です。
・SRDシリーズ(直接式):小形パワープレスのようにフライホイール効果のある負荷に適した経済的な機種です。