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製造過程をカメラで見える化!不良品にすばやく気付く装置開発! メーカー改善事例集

シュナイダーエレクトリックホールディングス

  • 業界

    食品・飲料製造

  • 目的

    生産性向上

    品質改善・環境改善

【Before】

<背景・課題>
●製造過程を目視できる装置を開発したい

  • クッキーなど焼き菓子の製造ラインを開発している装置メーカーです。お客様から、クッキーの成形ミスが発生した時、最終工程まで気付くことができないため、もう少し早い工程で気付いてダウンタイムを削減したいと言われています。カッターでの生地の裁断面と、生地の吐出し形状を目視で確認できるようにしたいです。

<課題が達成できない問題>
●安全性&衛生面の問題で、目視できない構造

  • 生地を吐き出す形状やカットした裁断面を目視できるようにしたいのですが、安全性と衛生面の問題から工程ラインは金属のふたで覆わなければならいため、目視できる構造にできません。

●PLCメーカーが工程ごとに異なり、データ収集できない

  • 工程ごとに重量などの数値データを収集し、数値の異常からすばやく不良品に気付ける仕組みを作りたいのですが、装置は工程ごとに使用しているPLCや表示器が異なるため、データ連携が難しく、データ収集できません。

【After】 SP5000シリーズで解決

●装置構造はそのままに、製造過程を画像で確認

  • SP5000シリーズならネットワークカメラが使用できます。目視したい工程の装置にカメラを設置し、異常発生時にはカメラ画像に切り替えて異常の状態をすばやく目視で確認できます。

●数値データの変化をExcelでわかりやすく表示!

  • SP5000シリーズ+Pro-Server EXなら、PLCが工程ごとに違っていても、数値データをまとめて収集できます。収集したリアルタイムの数値データはExcelで変化点をより詳細に表示できます。

<さらに>マルチ・データボックス(SP5000モデル)を使用すれば
●タッチパネルを必要としない装置には、異常の状態をアンドンディスプレイに表示!状態を大きくすばやく目視できます!

  • 表示器が必要でない装置の場合は、マルチ・データボックス(SP5000モデル)を使用して、異常の状態を大型ディスプレイに表示できます。Pro-face Remote HMIを使用すれば、タブレットで状態が確認できるだけではなく、大型ディスプレイの画面切り替えも手元でできるようになります。

システム構成図

このページは、シュナイダーエレクトリックホールディングス様の了承のもと事例を転載しております。
https://www.proface.com/ja/solution/improvement/24242

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