モノづくりの困ったを解決する総合サイト

Produced by

ロボットと表示器の直接通信で、 品種が多い装置の設計工数を削減! メーカー改善事例集

シュナイダーエレクトリックホールディングス

  • 業界

    食品・飲料製造

  • 目的

    コストダウン

    生産性向上

【Before】

<背景・課題>
●設計・制作工数を抑えて、フレキシブルに対応できる設備を開発したい

  • ロボットによる製品の箱詰めを行う装置を開発しています。昨今は、多品種少量生産が進み、1つの装置で扱う品種が増えています。ロボットのピック位置や速度などのパラメーターは品種ごとに必要になりますが、品種が増減しても装置の設計・制作工数を抑えた開発を行いたいです。

<課題が達成できない問題>
●データ転送の回数が増え、プログラム工数が膨大

  • フィールドネットワークを介してPLCからロボットへ品種ごとのパラメーターをデータ転送しています。転送できる容量には制限があるため、パラメーターが増えるとデータ転送回数も増え、その分プログラム工数が膨大になるし、時間もかかります。

●PLCのメモリ容量不足で、機器コストがアップ

  • 今までは品種が少なく、小型メモリーのPLCで充分でした。品種が増加すると、標準搭載のメモリーでは足りないためメモリーの増設や大型メモリーPLCに置換えが必要になり、機器コストがアップします。

【After】 SP5000シリーズで解決

●表示器からロボットへ直接パラメーターを転送

  • SP5000シリーズなら、ロボットと直接通信OK!直接ロボット変数にアクセスして、1回で大量データを転送できます。品種やパラメーターが増減しても、表示器で設定するだけなのでとても簡単です。

●表示器にパラメーターを保存!開発コストを抑制

  • SP5000シリーズなら、レシピ機能を使用して表示器のメモリーに品種ごとのパラメーターを保存できます!品種やパラメーターが増えてもPLCのデータメモリーを圧迫しないので、今までの小型PLCをそのまま使用でき、開発コストを抑えることができます。

<さらに>接続機器サンプル(コクピットパーツ)を使用すれば、
●作画不要でロボットの状態監視が可能に!

  • 作画不要でロボットの状態をモニターできる接続機器サンプル(コクピットパーツ)をご用意しています。設備導入時の調整作業やトラブル対応時に、問題解決を早めます。

システム構成図

このページは、シュナイダーエレクトリックホールディングス様の了承のもと事例を転載しております。
https://www.proface.com/ja/solution/improvement/24874

関連製品

1952年設立で、動力伝導機器・産業機器・制御機器等の機械設備及び機械器具関連製品の販売をしている専門総合商社です。
日本国内で40以上の拠点を持ち、信頼性の高い製品と技術力で、全国のものづくりに携わる方々のあらゆるお困りごとを解決しています。