サーボモータより使いやすくステッピングモーターより信頼性の高い、2つのモータの長所を備えたクローズドループステッピングシステムです。
■「脱調レス」と停止時の「微振動ゼロ」を実現
・位置検出センサにより、回転中はクローズドループ制御、停止中はオープンループ制御に自動的に切り替わります。このため、ステッピングモータのような「脱調現象」や、サーボモータのような「ハンチング現象」はおきず、装置の低振動化と信頼性向上に貢献します。
■「低回転域」での「高トルク性」により位置決め時間を短縮
・低回転域で高トルクを有するため、ショートストローク・ハイヒットレートの分野で位置決め時間の短縮化が図れます。
また、通常のサーボモータよりも低速域での高トルク特性を持っており、システムサイズを小型化できます。
■Type R 多軸仕様(汎用入力タイプ ・ DC電源入力タイプ)
・I/O で起動の場合:あらかじめ、ドライバに記憶させたポイント、 またはプログラムを I/Oで起動します。
・シリアル通信起動の場合:シリアル通信により速度、加減速度、移動量などのデータ送信により制御します。
共通仕様
制御方式 | PWM制御・矩形駆動方式 |
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電源 | 主回路電源:DC24V/36V±10% 制御回路電源:DC24V±10%(セパレート電源タイプのみ) |
エンコーダ分解能 | 200,800,1600,3200,6400,12800 |
インターフェース | 汎用入力タイプ(RS485+パラレルI/O) |
入力信号 | CN1 固定機能:EXE,Point(4点)SELECT,STOP,ALMCLR CN1 選択機能(4点):汎用入力,Point,Pause,Interlock CN4~CN7 割付機能(2点×4軸分):Hard.Limit(SDN)信号 入力信号:DC5~24V ドグセンサ(CN4~7 11,13番ピン):内部 5V Pull Up |
出力信号 | CN1 固定機能:In-Position,Ack,Busy,ALM CN1 選択機能(8点):汎用出力,モータ停止,H.Limitモニタ,ZONE,原点復帰完了,END,STOPモニタ,SDNモニタ 出力信号:オープンコレクタ DC30V/30mA max |
通信仕様 | RS-485 準拠,調歩同期式半二重/調歩同期式全二重(機種による) |