ZFシリーズ
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ZFシリーズ
アルミの常識を飛び越えた剛接合。 振動・荷重に強い、高剛性フレームはロボット架台にも最適。
・架台専用に開発されたZFは、組立の容易さや拡張性の高さなどアルミフレームが持つメリットを生かしつつ、架台必要な剛性を実現しました。
■焼きばめ技法を用いた剛接合ジョイント
・ZFのジョイントに採用されたのは、鉄では古くから用いられてきた「焼きばめ」の技法。
・熱膨張係数が大きいアルミの特性を生かし、ジョイントを構成するパーツがお互いに締め合う構造となっています。
■伝統木造技術を応用した接合方式
・ZFはフレームの中に剛接合ジョイントを差し込み、ボルトで固定する挿入方式の結合を採用しています。
・この発想の源となったのは、日本の伝統的な木造技術の代表である「仕口」。木材同士を直行または斜交に接合する手法です。
・木に似た柔らかさや粘りを持つアルミの特性に着目し、応用しました。
■構造材としての役割を追求したフレーム断面
・ZFでは構造材において、柱と梁で求められる役割が異なることに注目し、フレームの断面形状を従来品から見直し。
・それぞれの役割に特化させることで、フレームとしての剛性も確保しています。
【ジョイント方式】
・ブロック構造の高剛性ジョイントをフレームに差し込み、皿ボルトで固定することで強固な締結を実現します。
【活用事例】
・パラレルリンクロボット架台
・多関節ロボット架台