従来の近接スイッチの常識を覆す、誰でも簡単に設定、ワークの安定検出を実現！
ワークの検出レベルをティーチングして最適な設定店を自動でチューニングすることで、作業のばらつきをなくして設備稼働率向上に貢献。
【2つの出力で最大4エリアの検出が可能】
出力１(BDC1)、出力2(BDC2)の動作ロジックと「動作モードの組み合わせで最大4エリアの検出が可能です。複数のスイッチを1台に集約。取付スペース、調整工数を大幅削減。手間のかかる複数スイッチの設定位置調整が不要になります。
【設定点をワーク検出レベルに応じて自動設定】
専用設定ツールから簡単にアプリケーションに合った設定ができます。
従来の近接スイッチでは、動作点が固定の為、スイッチの設定位置調整工数やスペースに課題がありました。形 H3Cでは動作領域内での設定点がかのうなため、微小な変化（段差）などの検出が簡単設定できます。
【見たかった検出余裕度が見える】
近接センサの設定位置の確からしさと、検出溶融度が専用設定ツールで確認できます。
従来の近接スイッチでは、動作表示灯(LED)の確認だけで、検出溶融度は確認できませんでしたが、形 H3Cでは、装置を動かしながら専用設定ツールの画面上で設定点、現在位置の確認ができます。また、必要に応じ設定点の微調整も行えます。
共通仕様
| 型式 | ・H3C-HB02M-CP31：M8 ・H3C-HC03M-CP31：M12 |
|---|---|
| 検出方式 | 高周波発振形 |
| 定格電源電圧 | DC24V |
| 使用電圧範囲 | DC10～30V（リップル10%を含む） |
| 消費電流 | 20mA以下(DC24V) |
| 動作距離（C/Q出力） | ・H3C-HB02M-CP31：2mm±10% ・H3C-HC03M-CP31：10%3mm±10% |
| 動作距離（DO出力） | ・H3C-HB02M-CP31：1.6mm±10% ・H3C-HC03M-CP31：2.4mm±10% |
| 検出範囲 | 0～出荷時の動作距離(C/Q出力)以下の範囲 |
| 標準検出体 | ・H3C-HB02M-CP31：鉄8×8×1mm ・H3C-HC03M-CP31：鉄12×12×1mm |
| 応差 | 動作距離の15%以下 |
| 動作形態（動作ロジック） | NO/NC切替式（出荷時設定:：NO） |
| 動作モード | 1ポイントモード／2ポイントモード／ウインドウモード／動作停止 切替式（出荷時1ポイントモード） |
| 出力形態 | PNPオープンコレクタ（出力素子はP-MOS FETを使用しています。） |
| 制御出力 | 開閉電流：50mA以下、残留電圧：1V以下、出力耐電圧：DC30V |
| 応答周波数 | 1kHz |
| 温度特性 | 動作距離(＋25℃）の±10%以内（−25℃～＋60℃) |
| 表示灯 | ・標準I/Oモード(SIOモード)： C/Q(BDC1)出力時 橙色点灯 DO(BDC2)出力時 緑色点灯 ・IO-Linkモード時： BDC1：1の場合 橙色点灯 緑色点滅（1s周期） |
| 使用周囲温度 | −25℃～＋60℃ |
| 保存周囲温度 | −25℃～＋70℃ |
| 使用周囲湿度 | 35～95%RH |
| 絶縁抵抗 | 50mΩ以上(DC500V)：充電部一括とケース間 |
| 耐電圧 | AC500V以上 50/60Hz 1分間：充電部一括とケース間 |
| 耐振動 | 10～55Hz 複振幅1.5mm X、Y、Z各方向2時間 |
| 耐衝撃 | 490m/s2 X、Y、Z各方向10回 |
| 保護構造 | IP67（IEC規格） |
| 回路保護 | 逆接続保護、サージ吸収、負荷短絡保護 |
